共感と未来を読むこと

ファッションは共感です。ファッションデザイナーの仕事は未来を読むこと。そんなデザイナー2人に言われた言葉。ファッションとお洒落がメインです。

別にアルマーニが好きじゃなかった校長のプレゼン

皆さん、アルマーニは好きですか?

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立泰明小学校がアルマーニを取り入れた事で話題になりましたが、記者会見もした事だし、再びこの話題を。

 

アルマーニ以外にも今回の標準服、エルメス、シャネル、バーバリーにも交渉したけど、撃沈と。

 

単独交渉って所がポイントですね、そりゃ撃沈するだろと。

 

ぶっちゃけこの中だとバーバリーなら受けてくれるかなって思うけど、ちょっと前にライセンス期間切れちゃったし、タイミング的にも難しかったのかなと。

 

もしくはどこぞの校長が電話して来ても断るわな。

 

で、アルマーニだけは知人がいたから実現したっていう結構ぶっ飛んだストーリー。

 

 

 

会見では、直訳すると、高いけど本校に通う児童の家庭なら払えるっしょ。っていうぶっちゃけトーク

 

 

 

前回のエントリーで校長のクローゼット見なけりゃアルマーニ好きなのか実際わかんないって書いたけど、記者の質問、

 

アルマーニのスーツを持っているか?」

 

に対しての校長の答えが、

 

持っていないハンカチくらい持っているかも。」

 

って凄いよね?

 

清々しいよね?

 

「価格提示の時に、高いと思いつつ、アルマーニさんが決めた生地ならそれがいいと思った。」

 

ですよ?

 

 

 

更にね、何でこの記事再び書こうと思ったかって見事だったからです、校長のプレゼンが。

 

「購入が難しい家庭には入学準備金の制度や就学援助の制度を情報提供する。」

 

これはね、想定された答えですね、貧乏人に対する。

 

で、これ、一番言っちゃいけなかった言葉。

 

「後は類似品とか。解決出来ると思っている。」

 

はっ?

 

類似品?

 

 

 

アルマーニじゃなくても最初から良いよね?

 

洋服に対する愛が微塵も感じない。

 

二度と服育とか語んな、マジで、お願いだから。

 

 

 

でもね、僕はこの校長好きだよ、学校に箔を付けるためのプレゼンテーション。

 

どれだけ一般人に批判されようと入学者数安定してるし。

 

これはね、校長が仕掛けた選別で。

 

教育者としてじゃなく、経営者として敏腕。

 

全国に対する広告費を結果としてアルマーニの代償以上に得てるんだから。

 

校長の見事なプレゼンテーションを見せつけられました。