シルク製品という命の塊
皆さんシルクの製品って持ってますか?
ファッションブログ読みに来る人は持ってると思いますが。
今回横浜にあるシルク博物館に凸してきたよ。
学生の時に来た以来だから実に10年。
その来なかった10年の間にシルクの進化は光ったり、蜘蛛の糸吐けるように改良されたり、その辺見れるかなぁってワクワクしてましたよ。
…えっ。
めっちゃ寂れてる。
少なくとも透明な柱には玉繭がぎっしり埋め尽くすされていましたが、空っぽで。
照明も暗く、人もほぼいない。
…世間はFNOの日だっていうのに、何て事だ。
えーと、1Fはシルクの知識で、2Fは服の展示という形式になっています。
行った事ない人は是非行こう、寂れ方的にいつ見れなくなっても正直おかしくない。
このブログの過去のエントリーで書いた気もしますが、動物愛護団体が毛皮や革に噛み付いても今までシルクについて噛み付いた団体を知りません。
個人的には肉や魚を食べるし、それと同じで命使う時には感謝して使えばいいじゃないかと思ってます。
個人利益のために殺しまくるとかなら別の話になってきますが。
じゃ、シルク製品が出来上がるまでに具体的にどのくらいの数が犠牲になっているのか?
スカーフ1枚…110匹
着物一式…9000匹
ブラウス…415匹
ネクタイ1本…140匹
繭から成体になると当然繭を破って出て来るので、その前に煮沸して殺します。
使い物にならないから。
ちなみに、まゆるんっていうシルク博物館オリジナルのゆるキャラ…3000匹
…これはダサい。
寂れる理由のひとつかなと思いつつ、必要な施設ではあると思うので。
シルク博物館