共感と未来を読むこと

ファッションは共感です。ファッションデザイナーの仕事は未来を読むこと。そんなデザイナー2人に言われた言葉。ファッションとお洒落がメインです。

2015-01-01から1年間の記事一覧

時間が止まった学校、文化服装学院

文化の日、この日を挟んで前後に母校でもある文化服装学院の文化祭があります。って事で久々に母校に凸してきたよ。懐かしい。先に断っとくね、ショー見てませんでも大体わかる。何故ならショー企画やってたから、あれは青春でした。を、客観的に。たぶん10…

わたしの名前は…

アニエス・ベー氏が作った映画、「わたしの名前は…」事前情報特に得ずに、ひとまず見とくかくらいのノリで初日に凸してきたよ。まさかのアニエス氏が体調不良で来れずに代わりにマネージャーの方が来日。お詫びとしてお酒が振る舞われ。初日プレゼントの記念…

万人受けしないブランドの変化

皆さん、アンダーカバーを知っていますか?知らない人はいないでしょう、御三家以降、最後の日本人デザイナーでの成功者、ジュンヤワタナベ、アンダーカバー以降に文化服装学院から世界的な成功者は出ていないとまで言われていた人物です。最近だとサカイが…

ハイジュエリー

皆さん、ハイジュエリーって言ったら何を思いつきますか?アクセサリーではなく、ジュエリー。個人的にはカルティエでしたが、ブルガリもいい。そんなブルガリ展に凸してきたよ。展示は撮影NGなので、是非凸して実際に見て下さいってしか言えないんだけど。…

デザイナーの本棚

本棚見れば大体その人がどんな人かわかりますよね?今回はそんな話。恵比寿にあるEarth&Saltに凸してきたよ。洋服を作っても作らなくても何かと炎上するリトゥンアフターワーズの山縣氏セレクトの本+フロットサムブックスの小林氏が山縣氏のためにセレクトし…

毛皮デモ

まだまだ暑い日が続きますね。街歩いていたらこんな人々を発見。毛皮デモ。はい、今日の気候は夏と言ってもいいです。その毛皮は犬か猫の毛皮かもしれません。…えっ?服飾と呼ばれる世界に首を突っ込んで10年、珍しい毛皮も見せて頂きました、ヒョウとかワシ…

シルク製品という命の塊

皆さんシルクの製品って持ってますか?ファッションブログ読みに来る人は持ってると思いますが。今回横浜にあるシルク博物館に凸してきたよ。学生の時に来た以来だから実に10年。その来なかった10年の間にシルクの進化は光ったり、蜘蛛の糸吐けるように改良…

大人の文化祭

服×絵×写真http://edgwcnn34.hatenablog.com/entry/2015/05/17/101823過去のエントリーで書いたコラボ企画の続編、透明な澱-千-に凸してきたよ。最終日に駆け込んだので残念ながらこの展示は終わっています。前回は写真のバックに絵を。そして今回は服に絵を…

3Dプリンタとこれからの服作り

はい、随分久々にこっちのブログ書きます。今回はファッションの革命、ある種これからの時代のスタンダードになるかもしれない、そんな展示、渋谷東急で開催中のイリス展に凸してきたよ。イリス氏を知らない人はまずはこちらのウェブサイトをご覧下さい。イ…

手拭いと400年の歴史と変化

皆さん手拭いって持ってますか?チーフあれば十分だろっていう現代でわりと謎のポジションアイテム手拭い。それが消える事なく400年も続いているという事実。青山スパイラルでの展示の最終日に凸してきたよ。なんでも手拭いの可能性を追いかけているうちにこ…

戦争は服を進化させる。そしてお洒落を殺す。

文化学園服飾博物館で開催中の衣服が語る戦争に凸してきたよ。はい、懐かしの母校です、博物館は久々に来ました、日本指折りの服飾博物館です、あとは神戸にしかないけどね。こんな言葉があります。「戦争は服を進化させる。」トレンチコートとかまさにそう…

花とひきだし

パスザバトン表参道で開催中の展示「Drawer of flower(花飾りのひきだし)展」に凸してきたよ。アトリエ染花の展示ですね。アトリエ染花を知らない方に説明すると日本が誇るコサージュ専門のアトリエ。クオリティが生花よりも高いんじゃないかと思わせる作品…

世界一軽い天女の羽衣

世界一軽い布って知ってますか?monova galleryで開催中の天女の羽衣展に凸してきたよ。天女の羽衣…凄いネーミングですね、自信の表れとでも言いますか。展示してあるスカーフ、軽っ、重さを感じません。7デニールの糸の織物。髪の毛の1/6〜1/5の細さ。何よ…

初夏とアジアの布

夏ですね、丸の内オアゾギャラリーで開催中の展示、初夏を楽しむアジアの布と衣展に凸してきたよ。ついでに行ったくらいが正しい表現ですが。このギャラリー、本屋の中にあるくらいのノリなのにたまに本当に凄い展示があったりするから侮れない。さらっと着…

いくつになっても楽しめる

Advanced Styleちょっと前に話題になった写真集ですね、今回はその映画に凸してきたよ。舞台はニューヨーク。ニューヨークのファッション映画ってアメリカンドリーム叶っちゃいましたみたいな感じのが多いんだけど、そんな映画ではなく、いくつになってもお…

ヌードはファッションになり得るのか?

洋服の対極にあると言ってもいい裸。ヌードはファッションになり得るのか?銀座M84で開催中の展示、Fashion Nudeに凸してきたよ。アートギャラリーM84は初訪問。20世紀に活躍したファッションフォトグラファー達。おそらく知ってる方もいるかな?個人解釈と…

ミナ ヘルポネン

現在スパイラルで開催中のミナ ペルホネン展覧会「ミナカケル」に凸してきたよ。デザイナー、皆川明氏。日本の大御所のひとりですね。ただ、ミナの服を着ている人に出会わないので、正直テキスタイルやライフスタイルに力を入れてるなってくらいの認識で個人…

服×絵×写真

ギャラリー・ルデコで開催中の展示会、透明な澱に凸してきたよ。はるかきみへの展示受注会でもあります。何が面白いってこれ、絵画を背景に撮影している所。赤頭巾等の絵本の世界観に入れるコレクション。ラックにも洋服の代わりにコレクションの写真が展示…

コレクション=フェミニン+マスキュリム

ルプリ一部ラスト。モードビジネスが変わった。ラグジュアリーマークビジネスが中国から日本マーケットへシフトし直した事の根幹は、モードビジネスも大きくはスーベニティールビジネスであるという事をひとつは再認識。売り上げの30%足らずですから、出来れ…

ファッションアーカイブとラグジュアリーの方向転換

ルプリもう少し続きます。構造が変化した時に、チーム、個人デザイナーからアトリエ主体型になった時に一番良い例は、年末にラフ氏のディオールが来て、銀座で展覧会が2〜3週間あって、ショーも一回やったと。で、ショーを見ても、別に凄いコレクションでも…

ラッピングペーパー

ルプリ続き。今の時代におけるデザインすることとは。基本的には僕はファッションの世界は普遍的な色んなコードをレイアウトする事がファッションデザインする事であると。色んなコードがあります、そのコードの中のひとつに機能性があったり、生地があった…

WITHOUT SEWING

ルプリ続き。モードクリエイティビティが変わる。新しさの規範が変化した。新しさについてのある種のスタンダードが変わりましたよと。いわゆるJUST NEWからSOMETHING NEW+OLD NEWへ、そしてFRESH NEWという言葉を入れています。この根幹は、ファッションク…

モード産業=広告産業

ルプリ続きです。モード産業っていうのは広告産業になってしまいましたね。広告を産業化する事、今の時代の僕がある種のバリエーションだと、産業のバリエーションになってしまっている。単純に言ったらサッカーも僕は広告産業だと言い切っています。全てあ…

アヴァンギャルド

ちょっと遡るけど、ルプリに凸してきたよ。ファッションジャーナリストの平川武治氏主催の勉強会とでも言えばいいかな。ファッションジャーナリストとして日本人で世界的に有名なのは、平川武治氏と栗野宏文氏の2名。詳しく知りたかったらググってみよう!今…

シルクの未来とスプツニ子!

GUCCI×スプツニ子!氏のTranceflora - エイミの光るシルクに凸してきたよ。おそらくシルクは上野で開催したヒカリ展と同じですね。蚕の卵にサンゴやクラゲの遺伝子を入れて光らせる。蜘蛛の糸を吐けるモンスターシルクだったり、ここ数年の蚕の進化は凄い物…

GAP△

東京レインボープライドに凸してきたよ。って会場で書いてますが。詳しくはもうひとつのブログで書こうと思います。GAP、洋服自体はひとまず置きましょう。この企業、凄くLGBT問題に積極的。ゲイが多いこの業界でも特にフレンドリーじゃないかなと。GAPのタ…

Have a Herbal Harvest

ハーブティーって飲みますか?今回はハーブティーについて、今後、流行りそうなHave a Herbal Harvestのエキシビジョンに凸して来たよ。場所は原宿ロケット。前々から色々気になるイベントをする事で知ってたんだけど、今回が初訪問。行けたのが最終日だった…

時代を纏う人

トップモデル、山口小夜子氏。既に故人ですが。山口小夜子 「未来を着る人」の初日に凸してきたよ。日本の歴史で世界と戦えたトップモデルって山口氏と富永氏のふたりしかいない。日本初のトップモデル。とても綺麗で、でも中身は女性というより、女の子と表…

故人と帽子

KHギャラリーに初めて凸してきたよ。KH=コシノヒロコ氏。今は亡き帽子デザイナー、平田暁夫氏の展示。デザイナーが亡くなるってこういうことかって実感した展示。生前に平田氏がスパイラルで展示した時も見に行って、その時の空間演出が忘れられなかったんだ…

絶・絶命展と見えてくる力関係

絶・絶命展。今回は死の日に凸してきたよ。絶・絶命展と絶命するデザイナーhttp://edgwcnn34.hatenablog.com/entry/2015/03/20/184737リトゥンアフターワーズの山縣氏とミキオサカベの坂部氏プロデュース。さて、入って最初に率直な素直な感想。あっ、これ萎…