共感と未来を読むこと

ファッションは共感です。ファッションデザイナーの仕事は未来を読むこと。そんなデザイナー2人に言われた言葉。ファッションとお洒落がメインです。

制服が選べる時代

まずはこちらをご覧下さい。

 

http://m.huffingtonpost.jp/2018/02/08/kashiwa-no-ha_a_23356039/

 

今回も読むのめんどーって方の為に端折って書くと、LGBTの中学生に配慮して制服選べるようにしたよーって記事。

 

 

 

はい、今回のポイント。

 

制服が選べる

中学校

保護者の9割が制服が必要と回答

 

 

 

個人的にはこんな所かな。

 

①まずね、制服が選べる。

 

LGBTQIAは10人に1人って言われてます。

 

これは前進。

 

だって今まではふたつの性別でバシッと分けられてたわけで。

 

一言で言うと柏の葉中学校はモデルケースになるんですね、今までそういう例がないから。

 

中学校。これね、今回最大のポイントなんです。

 

小学生の未成熟な状態でも、高校生のある程度成熟した時でもなく、ザ・思春期の中学生が今回のターゲット。

 

はっきり言ってしまえばLGBT教育が昔より今はブーム的な勢いがあるとはいえ、教師陣にそこまで理解あるの?っていう現実。

 

小学校の早い段階で叩き込んだ教育すれば差別なくせるでしょうけど、高校から偏見無くすのって難しいです。

 

常識とは18歳までの偏見のコレクションって言葉がありますしね。

 

で中学生って絶妙なタイミングなの。

 

③保護者の9割が制服が必要と回答。

 

オーケー、アルマーニの時は生徒置き去りかよってキレてた皆さん、息してますか?

 

最終的には学生も含めて制服のデザインは決定してますが、それ多数決だからね。

 

さっ、ここでマイノリティ問題の矛盾が生まれてるよ。

 

 

 

まとめるよ!

 

アートは問題提議、デザインは問題解決。

 

制服デザイン論争は問題解決に向かうのでしょうか?

 

柏の葉中学校の続報は欲しい面も欲しくない面も同時に持ち合わせてて。

 

欲しい面。

 

勿論これやったからには他校からしたら絶好のモデルケースになります。

 

やって効果があった、なかったっていう現実的な面で。

 

欲しくない面。

 

これさ、何のためにって考えた時に学生のためなんだよね。

 

他に悩んでる人が悩まなくなるきっかけになればそれはとても良い事だけど、この学校に通って過剰報道とかされたらその学生ストレスフルになるよね。

 

そうなっちゃうんだったら結局制服選ばなくなると思うんだ、みんながみんな強い訳じゃないし。

 

LGBTQIAの謳い文句的な事があってね、進展したニュースがある度に、これがニュースにならない事が一番嬉しいですね。って。

 

自然にこうだよっていう社会、いわゆる普通

 

 

 

はい、こちらが今回の制服。

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柏の葉中学校ウェブサイトより。

 

 

 

制服が高いとか、必要かってエントリーは機会があれば書きます。