共感と未来を読むこと

ファッションは共感です。ファッションデザイナーの仕事は未来を読むこと。そんなデザイナー2人に言われた言葉。ファッションとお洒落がメインです。

ファッション誌の価値

皆さんはファッション誌って読みますか?

 

あー、間違えた、買いますか?

 

今回も考察というかそういうエントリー。

 

なんでかって、装苑が月刊化を止めたから。

f:id:edgwcnn34:20180123230804j:image

は、一旦置いて定期購読してるファッション誌。

 

Numero

QUOTATION

MODE et MODE

装苑

 

個人的に買ってるファッション誌を軽く紹介。

 

 

 

簡単に説明すると、まずNumero、これはParisのNumeroがとってもセンス良くて。

 

それのTOKYO版だから買い始めました。

 

これ創刊から持ってるメンズって僕くらいだと思います。

 

アートに力入れてるんですよね、あと占いとか、どちらかというとアッパークラスを重点にした雑誌。

 

 

 

続いてQUOTATION、これは現状国内のファッション雑誌で一番面白くてセンスあると個人的に思います。

 

これも創刊から目を付けてて最初は海外の情報ばっかりでスタートさせたどちらかというと尖った感じの、でも最近は力付けてて、コレクションだけの特集号やったりと非常に伸びてる。

 

伸びる理由はわかるけどね、面白いから。

 

 

 

次にMODE et MODE、これはコレクションをまとめてチェックする時に使ってます。

 

結構歴史ある雑誌。

 

コレクションは、パリとミラノ以外は存在しないって言わんばかりのスタンス。

 

実に清々しいです、全部のコレクションが載ってる訳ではないです。

 

コム・デ・ギャルソンとは仲悪い可能性があります、載ってないし、コレクションに載せる基準が不明確なのではっきりとはわかりませんが。

 

出版関係者コメントお待ちしています(笑)

 

 

 

で、最後が装苑

 

日本のファッション誌の中で一番古くからあるのかな、確か。

 

で、えーとですね、これはあくまで個人の感じ方なんですけど、この雑誌、違う意味で古いんだよ。

 

というか、センスが独特なの。

 

この雑誌との付き合いはかれこれ10年を越えまして、最近は惰性で買ってるんですね。

 

有名なディスり文句に装苑賞を取ったらデザイナーになれない。ってくらい不名誉な言葉がありますね。

 

その理由はまた別に。

 

 

 

で、これの出版社、文化出版なの。

 

わかりやすくいうと文化服装学院の隣のビル。

 

何が起きるかって文化服装学院とモロな繋がりでして。

 

今はどうなのか知りませんが、当時クラスによっては学費で毎月定期購読させられてましたからね?

 

 

 

さて戻りますが、月刊化を止めた。

 

2ヶ月に一回になったんですが、主な理由は売れないから。

 

辞めちまえよ。

 

と思ったり。

 

いや、物が売れない時代です。

 

本どころか、洋服も売れない時代だと。

 

 

 

売れない、売れない嘆きますけど、今の時代って1人当たりが持ってる洋服の量、増えてるから。

 

10人に1人がユニクロ持ってる時代だから

 

さて、つまりだ、時代が変わってるんだよね。

 

今から10年以上前、そんな時はまだファッションがある意味で最先端というか、最速だったんですよ。

 

ネットも今程発達してなくて、コレクション情報とか結構雑誌が早かったんですね。

 

ですが、今、同時にライブで見れるよね?

 

ファッション誌の価値のひとつ、スピードはとっくにありません。

 

だから別に最速じゃなくてもいいよね?

 

毎月雑誌出さなくてもいいよね?ってスタンスは時代に合ってるんですよね。

 

Numeroは昔から合併号やってたからその括りではなかったんですよね、元々。

 

じゃ、雑誌の価値ってスピードじゃなきゃ何?

 

これ日本特有かもしれませんが、商品カタログとしての価値、これはあると思う。

 

日本のファッション誌ってよくカタログだってディスられるんですけど、これはひとつの価値です、だってトリッキーな個性よりもわかりやすい服のカタログの方が普通の人は求めてるから。

 

 

 

ですが、ファッション誌ってカタログじゃないよね?

 

カタログだったらもうZOZOに負けるよ?

 

これが漫画の世界だったらとっくに漫画村に潰されてるよね。

 

変わらない事に価値はあるけど、変わってこそのファッションだから、時代読んでこそのファッションだから。

 

それを扱ってる限り、ファッション誌の価値も、時代を読む事がファッション誌の価値だと思う。

 

別に洋服だけがファッションじゃないし、洋服だけ扱ってる洋裁学校のための雑誌って立ち位置なら共倒れまでは生きるけど。

 

ぶっちゃけこれだけ作り手に近付いてるファッション雑誌って他にないからそこに特化する事が装苑の価値だと感じる。

 

 

 

作る期間が倍になったから、内容も倍に濃くなる事を期待します。

コム・デ・ギャルソンはKAWAIIのか?

はい、先日のエントリーの反応が良かったから今回、コム・デ・ギャルソン青山店に凸して来たよ。

 

火中の栗は拾っていきましょうのスタンス。

 

というか百聞は一見にしかず。

 

という事で件のディスプレイ。

f:id:edgwcnn34:20180120192016j:image

パッと見は増田セバスチャン氏関わってるっぽいよね?

 

作品は近くで見ろ、そして似てるって言った奴らは謝れ。

 

 

 

何故なら全く似てなかったから。 

 

誰とでも寝るで有名なキ◯ィさんや、セーラー◯ーン、おジャ魔女ど◯み、プ◯キュア、パッと見でわかるレベルの有名な方々。

 

もうね、言い換えるなら利権の塊なの。

 

そういう意味で全く可愛くないの。

 

 

 

現場からは以上です。

 

 

家系図カッター (角川文庫)

家系図カッター (角川文庫)

 

 

 

コム・デ・ギャルソンは増田セバスチャンをパクったのか?

 珍しく今回は考察記事になります。

 

事の発端はこちら。

http://sebastianz.jugem.jp/?eid=836

 

パッと見、増田セバスチャン氏とコラボに見えますね、実際は増田氏は関わってないけど。

 

凄く似てる

 

このディスプレイだけ見ると。

 

で、コム・デ・ギャルソン2018SSより抜粋。

f:id:edgwcnn34:20180119122128j:image

f:id:edgwcnn34:20180119122130j:image

f:id:edgwcnn34:20180119122143j:image

f:id:edgwcnn34:20180119122157j:image

コレクションの時は、増田氏も書いてるように昔からある技法を使ってるに過ぎない分量です。

 

パクりパクられのこの世界でコレクションの画像から判断すればパクりではないんですよね。

 

そもそもあの技法がイッセイミヤケのプリーツのように利権が守られるのか?って法的な話をすると恐らく守られはしないんですよ。

 

ただね、スゲー似てるの、何度も言うけど似てる

 

 

 

コム・デ・ギャルソンとやり方は違えど裏原時代からある6%DOKIDOKIを今の影響力で知らないのは無理があるし、特定の層に絞ればコム・デ・ギャルソンよりも知名度高いでしょ、川久保氏を知らなくても増田氏は知ってるって世代がある中での今回の一件。

 

世界的なファッションの目線で見たら川久保氏を知らない人はいないけど。

 

影響力を甘く見た結果かなって。

 

コム・デ・ギャルソンが世界的な影響力と今の増田氏の影響力を視野に入れ切らなかった結果が今回の件だと。

 

青山店っていうのが余計にマズイよね、ドーバーと同じくらいマズイ、影響力が。

 

個人的にはパクりではないってなってますけど、増田氏の世界観も好きだしね、公式にコラボしてお互いwin- winで終わらせるのが一番かなって感じる一件でした。

 

もう少し様子見したいですね。

 

 

コム・デ・ギャルソン

http://www.comme-des-garcons.com

 

6%DOKIDOKI

http://dokidoki6.com

 

教科書にない時代の境目

皆さんは原宿サンダー通りをご存知ですか?

 

何それって思った方や、知ってるよって方、色々かと思います。

 

今回、時代の光と闇に凸して来たよ。

f:id:edgwcnn34:20180116234707j:image

いや、知らない展示だったんですよ。

 

ただね、別のギャラリーにいて、そこのギャラリーよりもこっちの展示の方が良かったからブログに書いとこうと。

 

しかもファッションブログを名乗ってるこっちに。

 

見ようと思ったきっかけはその一枚。

 

機動隊に何かを投げようとしているその瞬間。

 

見よう、そう感じて凸。

 

ドキュメンタリーカメラマンの森田一郎氏の展示。

 

この写真展で印象的だったのはふたつ。

 

ひとつは山谷。

 

ドヤ街、スラム、そんな表現をされる街。

 

それほど写真に残る街ではない気もします。

 

立ちんぼの写真とその言葉、そしてその年齢。

 

丁度この写真が撮られた時代が昭和と平成の境目くらい。

 

この街のね、歴史の教科書には載らないリアルが写ってて。

 

 

 

他に気になった写真。

 

原宿サンダー通り。

 

知らない、少なくとも教科書には載ってなかった。

 

気になったのは明らかに時代特有のファッションがあったから。

 

一番近い表現だとツッパリが正しいんだけど。

 

僕の勉強不足なだけかもしれないけど、ひとつの知らない時代の原宿のリアルがそこにはあって。

 

 

 

学ばされる展示でした。

 

 

 

時代の光と闇

http://www.vanilla-gallery.com/archives/2018/20180108ab.html

走れるピンヒール

皆さん、マノロ・ブラニクはご存知ですか?

 

走れるピンヒールっていう別名がある靴。

 

今回、「マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年」に凸して来たよ。

f:id:edgwcnn34:20180106102206j:image

っても少年じゃなくて老人ですけど。

 

この映画はヴィヴィアン佐藤氏に紹介してもらい、興味を持ったので。

 

ヴィヴィアン氏曰く、実際は走れないけどね。

 

はい、最近だとセックス・アンド・ザ・シティ有名になった靴。

 

ネタバレもあまりしてもって感じですが、淡々と美しい靴が出てきます。

 

過去に見た某赤い靴のおっさんの性癖でひたすら脚を見せられる映画とは大違い。

 

この映画で印象的だったのは、靴なんか履かせたら美しい足が台無しになるだろ的な発言をデザイナー兼職人のマノロ氏が言ってた事ですね。

f:id:edgwcnn34:20180106103739j:image

あとは是非劇場で。

 

 マノロ・ブラニク

http://manolo-tokage.com

織物職人と地下アイドル

皆さん、恋してますか?

 

前回のエントリーでペニスとか書いて、次は純愛の話かよと。

 

振り幅広いけど、付いてきてね。

 

 

 

しかしこれ、ファッションブログなんだわ。

 

ファッションと切っても切れない関係。

 

アイドル。

 

衣装という特殊な世界。

 

その中でも滅びゆく技術もあります。

 

今回、映画

 

「堕ちる」

 f:id:edgwcnn34:20170408224656j:image

の初日に凸してきたよ。

 

 

これマジで見たかった映画なんですよ。

 

何故なら桐生のPRで作った映画にも関わらず、桐生のイベントでしか封切られてなかったから。

 

もうね、全力でPRしてやろうかと。

 

何故なら、

 

 

ファッション=共感

 

 

だから。

 

僕、この映画で2回泣きましたからね?

 

たった30〜40分くらいの短編映画だよ?

 

めっちゃネタバレするからその辺は読む人は宜しく!

 

 

 

舞台は桐生。

 

織物の有名な土地です。

 

世の中が不景気で織物も売れない時代。

 

この映画、実際の工場で古い織り機使ってるんですね。

 

そんな場所で働く今回の主人公。

 

織物職人。

 

そことは関係ない床屋で物語はスタートします。

 

床屋の娘。

 

壁にギターの写真が貼ってあって、昔から歌唄うのが好きなんだよねと床屋の親父。

 

良かったらこの後見に言って貰えませんか?

 

ここから、ドドンパもビックリの急下降のスタート。

 

娘、地下アイドルなんですよ。

 

めめたん

 

めーめーたん!

 

めーめーたん!

 

めーめーたん!

 

ライブハウスでの新曲。

 

ライブが終わって物販タイム。

 

そこで床屋の客がいる。

 

マジかよ、親父言いやがったなっていうめめたんの心境。

 

が、しかし、めめたんアイドルですよ。

 

耳元で

 

「内緒にしてね。」

 

って囁いてから新曲のCD渡すんですね。

 

 

 

ジェットコースターが上り出します。

 

寡黙な職人、移動中もめめたんの曲聴くくらいハマります。

 

寡黙な職人って言ったけど、どのくらい寡黙かって、

 

 

この映画中喋らないから。

 

 

セリフないから。

 

 

 

その位寡黙っていうか、マジでサイレント映画じゃないのに言葉ないから。

 

めめたんTシャツを着てライブに通い出す職人。

 

古参のファンに連れられてめめたんを盛り上げる為にやれる事を考え出す。

 

 

 

はい、これファッションブログです。

 

これは桐生のPRです。

 

 

 

職人魂に火が付きます。

 

織物の職人はあくまで織物の職人。

 

衣装を作るのはまた別の技術。

 

通うから。

 

図書館でありったけのファッションの本借りるから。

 

BGMめめたんしか流れないから。

 

この頃もう部屋の中、めめたんの写真だらけ。

 

で、仕事中に織り出すんですよ、この恋する職人は。

 

家に帰っては衣装作り。

 

もうね、ここで一回泣けた。

 

愛する人の為に一方的に衣装作るんですよ。

 

しかも職人技術フルに使った技術の無駄遣いの生地で。

 

ハッキリ申し上げまして、気持ち悪いです。

 

しかし作り手としてはこれ程正しい事はないんですよ?

 

何故なら近い事やった事ありますからね。

 

過去の自分にダブる。

 

これ完全に報われないパターン。

 

しかも相手アイドルよ?

 

アイドルを支えている物≠ファン

 

アイドルを支えている物=ファンが投資する諭吉。

 

 

 

日本一のイケメンである諭吉さんを嫌いな人は誰もいません。

 

 

 

おっと、逸れましたね。

 

しかし、その辺のアイドルとめめたんを一緒にして貰ったら困る。

 

完成した衣装をバースデーに渡すとめめたんはちゃんと喜んでくれるんですよ。

 

きちんと、Twitterにアップしてくれるんですよ。

 

マジで良い子…

 

そんなめめたんに転機が訪れます。

 

別に彼氏発覚とかリアルな感じのやつではなく、めめたん東京デビュー決定!

 

めめたんがいなくなっても床屋を用もないのに覗く職人。

 

ハッキリ申し上げまして、気持ち悪いです(2度目)。

 

完全にストーカーのそれ。

 

でもね、思ったのは、

 

クララのバカ、何よ、意気地なし!

 

東京まで追わないんですよ。

 

誕生日ライブの日、ペンライト落としてそのタイミングでジャンプしたデブのめめたんオタクに手を踏まれて骨折してますからね?

 

それが原因で職場クビになってますからね?

 

織れない職人とかジブリの世界なのに飛べない豚くらい使えないからね?

 

ニート

 

そして追い討ちをかける床屋の親父。

 

娘に渡した衣装を返すんですよ。

 

ここでバイトしてたの内緒にして下さいねって言って。

 

ここで2度目の涙腺崩壊。

 

職人魂が入っていようが、要らないものは要らないんですよ。

 

人に着て貰えない服などゴミに等しいから。

 

辛ぁぁぁぁぁ…

 

共感しますよ、好きな女に渡した物がイラネって戻ってくるんだから。

 

そして狂う職人。

 

めめたんの為だけに作った衣装、自分で着ちゃうからね?

 

めめたん衣装でめめたんが通った道を通るからね。

 

オブラートに包んでも包めないくらい気持ち悪いですからね?

 

そして物語は最後の急降下。

 

クビになった職場で、めめたんの為だけに作った衣装を着たまま首吊り。

 

 

 

END.

 

 

 

とはならないんだけどさ。

 

織物のハギレだから死ぬ前に切れちゃうの。

 

そして自殺未遂を発見する工場の社長。

 

あんた、自分が何してるのかわかってんの?

 

僕が第一発見者だったらどう声をかけるだろう…

 

とか思いながら、

 

これ(衣装)自分で作ったんですか?

 

イケますよ、これ、これで行きましょう!

 

って最後はその衣装を着ためめたんのライブを見守る元気になった職人と社長でエンディング。

 

映画終わった瞬間、拍手の嵐。

 

映画見て観客が拍手した映画って初。

 

これは

 

 

 

ファッション=共感

 

 

 

って視点で見ても完全にファッション映画。

 

桐生以外で封切りされて本当に良かった。

 

そして、めめたん登場!

f:id:edgwcnn34:20170408224626j:image

トークありーの、裏話としてライブシーンやり過ぎて声潰れたから誕生日のケーキのシーンのセリフ削ったとか色々と。

 

タオルとTシャツのプレゼントコーナーや、撮影コーナー。

 

そして最後はめめたんコールで〆。

 

 

 

めーめーたん!

 

 

 

凄くない?

 

何の打ち合わせもなく声を合わせためめたんのリアルファンの客凄くない?

 

ちょっと実際のライブ見たくなったよ。

 

めめたん可愛いし、これがアイドルってある意味見せつけられたね。

 

 

 

堕ちる

http://ochiru-film.com

 

めめたん(錦織めぐみ)Luce Twinkle Wink

https://luce-twinkle-wink.com

ペニスと宗教

ファッションって何ですか?

 

個人的にはアプローチです。

 

ファッションは人それぞれのファッションとは何かの答えがあっていいと思います。

 

このブログのタイトルはかつての師が言った言葉。

 

ファッション=共感


ファッションデザイナーの仕事は未来を読む事、ただし10年後とかじゃなくて、2年先くらいまで

 

そう言った言葉から出来ています。

 

 

 

それ以外にね、

 

ファッション≒宗教

 

だと感じるんですよ。

今回はそんな話。

 

 

 

最近の気になるニュース、ケイスケカンダの文化バッグ販売。

 

http://ribbonful-store.com/?pid=115592455

 

これは衝撃。

 

文化の学生だった10年前、ケイスケカンダみたいなクオリティの服作ろうもんならディスりの対象でしたよ。

 

去年文化祭行った時もケイスケカンダがオートクチュール専攻科に何を教えるんだと。

 

特別講師で来てたみたいで素直にそう思ったのと、時代が変わったなと感じました。

 

僕、オートクチュール専攻科出身だから。

 

でもね、ケイスケカンダが言ってる事、わかるんですよ。

 

僕にとって一番お洒落な街は原宿でも渋谷でもなく文化に通うまでの新宿からの甲州街道だと。

 

これはね、とても共感。

 

 

 

ケイスケカンダの事は好きか嫌いかで言ったら大好きで。

 

服とかじゃなくて、アレは悔しいレベルでファッションやってる人で。

 

世界観の作り方がとてつもないの、教祖様なの。

 

そういう意味では僕の中である種、コム・デ・ギャルソンとか、最近のリック・オウエンスと同じ位置にいるの、信者の試し方で。

 

一番信者試したのはかつてのマルタン・マルジェラですけどね?

 

 

 

これが今回の布教なんだけど、どーよ?

 

そういうレベルで試してるね。

 

だってケイスケカンダの僕はモテなかったっていうのアレ、プロモーションだからね?

 

事実を伝えた信者、泣いたからね?

 

嘘だ…って言って泣かれたあの時のスタイリスト希望の娘の顔、今でも覚えてますよレベル。

 

そう、悪い言い方すればメンヘラホイホイなんですよ、ケイスケカンダは。

 

 

 

だって一見可愛い感じにラッピングしてるけど、あのロゴマーク、それが全て語ってる。

 

チンポです。

f:id:edgwcnn34:20170408114354j:image

ゾウじゃなくて完全にチンポです。

 f:id:edgwcnn34:20170408114511p:image

なんならズル剥けのペニスです。

 f:id:edgwcnn34:20170408114909p:image

これ気付いた時にはマジかよ、やりおった…って悔しさで一杯。

 

 

 

想いは重い。

 

ディスりみたいに感じた人もいるかもしれないけど、これ超褒めてるから。

 

むしろリスペクトしてるから。

 

21世紀のデザイナーの歴史に残るひとりになり得るから。

 

ファストファッションが世界のファッションの売り上げの大部分持って行って。

 

 

 

詳しくはまた別のエントリーでも書きますよ、きっと。

 

ロゴがペニスだろうと、無かろうと、ラッピングペーパーだけだとしても、私にとってはこれが最高なんだよ!

 

世間の声、五月蝿えよ!

 

ってなったら最高。

 

ファッションって楽しい。

 

プロのデザイナーだよ、ケイスケカンダ。

 

 

 

最後に今回の文化バッグについてのケイスケカンダのツイートより。

 

文化の学生バッグをリメイクしてリボンまみれに。

 

もしも肩紐のテープが伸びてリボンになったら。

 

ファンタジーは日常の中に隠れてる。

 

このバッグをかわいいと思ってくれた学生は、買わなくていいので真似して作って欲しい。

 

学生よ針と糸を持て。

 

そうすれば気づくだろう。

 

縫うことで世界が変わることに。

 

 

keisukekanda

http://keisukekanda.com